通信カラオケってどういうものですか?

通信カラオケが登場する以前のカラオケを専門業者はパッケージカラオケと呼んでいます。
通信カラオケは、電話回線を使ってカラオケのデーターを取り込んで演奏します。
カラオケのデーターとは、楽器の種類、音階、長さ、歌詞、どの背景画像を使うかといった内容をです。

他のカラオケとどこが違いますか?

音はコンピューターが鳴らしています。
背景画像はつかいまわしです。
大きさがコンパクトです。
曲数が多いです。
毎月あたらしく増える曲数が多いです。
キーコントロール(音のあげさげ)は本体が内蔵します。
採点やゲームなどの機能を内蔵している事が多い
設置が簡単。

どのように通信しますか?

タイトーのX−2000シリーズはオンデマンド式といって、新曲のリクエストがあるたびに、通信カラオケからメーカーに電話をかけ、データーを受け取ります。
それ以外の機種は、ダウンロード式といって、通信カラオケに全曲のデーターを蓄積していきます

電話回線はどうするの?

ISDN専用機 X−2000
アナログ専用機 ジョイサウンドMJ−10
どちらもOK機 ほとんどの機械
ブロードバンド用機DAM−G100など
カラオケ専用に回線をひくか、既存の電話契約をISDNに変更する(1回線で2回線使用できる)または、既存の電話回線に回線切替機をつけ、電話と兼用にするという方法があります



詳しい解説
レーザーカラオケやCDカラオケはそのディスクを本体の中にいれるのでどうしても大きいです。
パッケージのディスクには収録曲数分の背景映像と、スタジオ演奏の録音データーが入っているため1枚のディスクに収められる曲数は知れています。
例えば1枚のレーザーディスクは両面使用しても28曲、ビデオCDも17〜18曲といったところです。
通信カラオケのデーターは小さいので1枚のCDに数千曲分収められています。実際には1〜2万曲は記録できます。つかいまわし用の背景映像のディスクと合わせてもわずかな枚数です。したがって通信カラオケはチェンジャー部(ディスクを収納している場所)がコンパクトになるのです。


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